リーフ鍼灸整骨院ブログ
交通事故・ムチウチ・鎌取・おゆみ野・ちはら台・2022年4月3日
2022 / 0403
こんにちは。
夏タイヤに履き替えて、スタッドレスタイヤのホイールセットが車体から外されたら、まずは隅々まで洗います。
ホイールはブレーキダストで汚れていたらカーシャンプーやクリーナーを使って落とし、
タイヤは基本水洗いで泥や砂、埃などを落とし、カーシャンプーを使ったらよく洗い流す。
これによりタイヤとホイールの点検も兼ねることができます。
タイヤに釘などの異物が刺さっていないか、ホイール内側のサイドウォールにも傷など異常がないか、
ホイールも傷やクラック、歪みなどがないか点検しましょう。
釘が刺さっていたら外からプラグを差し込むタイプのパンク修理でいいので、釘を抜いてパンク修理しておいた方がいいです。
水分の侵入などでスチールベルトが腐食すると、走行中にバーストする危険性が高まります。
洗ったら、乾かして水分を無くしてからゴミ袋などの大きなビニール袋に入れて、日陰の涼しい場所に保管しましょう。
また保管時には、タイヤの空気圧を下げることも大事です。
クルマを支える必要がないので空気圧を高めておく必要はなく、
むしろ空気圧を下げることでタイヤの構造材にかかるテンションを和らげて、
負担を軽減することになります。
ただし、空気を抜き過ぎると変形しやすくなって、後で再び履き替えても空気圧を高めても、しばらくは走行中に振動が出る恐れもあります。
目安は指定空気圧の半分です。
それと油分によりゴムが溶け出して変質して劣化するため、油性のタイヤワックスを塗ったままの保管もお勧めできません。
水性でもタイヤワックスは美観のためのもので、タイヤの保護には役に立っていません。
また水に濡らしたり、湿気の多い場所も厳禁です。水分により加水分解することもあり、
さらに温度が高ければ、これらの反応はさらに活発になって劣化が早まってしまいます。
紫外線があたったり、温度が上昇する日光があたる場所や、オゾンを発生させるエアコン室外機のそばに保管するのも避けたいです。
ゴムは分子同士がつながる「架橋結合」となっているため、紫外線やオゾンといった刺激により分子同士のつながりが断ち切られてしまうと、
やはり表面がヒビ割れてやがてボロボロになってしまいます。
樹脂パイプ製のタイヤラックも効率良く収納するためには便利なアイテムだが、
それは保管の環境を改善するというより、本来スペースが十分ではないところに置けるようにするために使われるケースの方が多いです。
自宅の収納スペースの関係上、そんなに環境の良い保管場所は確保できない、というケースもあるでしょう。
コンテナのレンタル収納スペースは便利だが、夏場は内部が高温になってしまうので、スタッドレスタイヤの保管スペースとしては正直に言って適してはいません
カー用品店やタイヤ専門店では、スタッドレスタイヤの保管サービスを行なっているところも多いが、
そこでスタッドレスを購入する必要があるし、保管料もそれなり(5000円~2万)かかります。